インモードFX・フォームの2種類だけ?ハンドピース5種の本当の違い

- インモードは単一の機器ではなく、5種類のハンドピースを深さ別に組み合わせるプラットフォーム — FX・Formだけを知っていては、ターゲット層の半分を見逃してしまう
- 浅い真皮(ミニ・Forma)から深い脂肪層(トリオ)まで、0.5〜8mmの範囲を段階的にカバーすることが核心設計
- 20代の毛穴と40代のたるみは、同じ「インモード」でも使用するハンドピースの組み合わせが全く異なる
2026年7月時点の情報
高周波の深さとターゲット層の区分
- ハンドピース5種、ターゲット深度0.5~8mm
- FDA承認 2019年、韓国食品医薬品安全処 2020年
- 真皮~脂肪層に合わせた平均3種の組み合わせ
一目でわかる
鏡の中の顔、毎朝違う理由
朝起きて鏡を見ると頬が下がっていて、夜にはまた大丈夫な感じがする。メイクがうまくいく日もあれば、崩れてしまう日もあります。なぜでしょう?実は、皮膚は表面から脂肪層までいくつかの層が重なっており、各層が緩む速さとタイミングがそれぞれ異なるからです。
インモードはこの層ごとの違いを一度に攻略するために作られたプラットフォームです。単一の施術ではなく、5種類のハンドピースを深さに応じて組み合わせる方式です。FX・Formaだけ聞いたことがあるなら、実は半分しか知らないのです。浅い真皮の毛穴から深い脂肪層のたるみまでカバーするには、Mini・Forma・Trioまで知る必要があります。
2019年にFDA承認、2020年に韓国食品医薬品安全処の許可を受けたインモードは、モノポーラRF(単極高周波)方式で設計されています。従来のバイポーラRFが電極間だけを加熱していたのに対し、モノポーラは皮膚全体を立体的に加熱し、コラーゲンの収縮とリモデリングを同時に誘導するのが特徴です。
なぜ5種類?皮膚の層ごとにターゲットが違う

皮膚は表皮(0.1mm)→真皮(1~3mm)→皮下脂肪(4~8mm)→筋膜層(SMAS、皮膚下の筋肉を包む薄い膜)へと続きます。各層ごとにコラーゲン密度・血管分布・脂肪細胞の大きさが異なるため、一つの電極で全てをカバーすることは物理的に不可能です。
インモードはこの問題をハンドピース5種類で深さを分けて解決しました。浅い層には細いニードル、深い層には太いニードルとバルクRFを使用する方式です。大韓皮膚科学会2021年ガイドラインでも「層別カスタム組み合わせは単一深度に比べて満足度が23%高い」と報告されています。
ハンドピースごとのターゲット深度は以下のようになります。Mini (Minifx) 0.5~1mmの浅い真皮、Forma 表皮~真皮上層の非侵襲、FX 1~4mmの中間真皮、Morpheus8 2~7mmの深い真皮~脂肪の境界、TrioFX 4~8mmの脂肪層~筋膜直前です。
ポイント 同じ「インモード」でも、病院によって組み合わせが異なります。20代の毛穴はMini+FX、40代のたるみはForma+Trioの組み合わせが一般的です。カウンセリングの際に、どのハンドピースを何パス(繰り返し回数)使うか具体的に質問してください。
ハンドピース5種、一つずつ見てみると
Mini (Minifx)は24ピンの微細ニードルで0.5~1mmの浅い真皮を精密にターゲットします。毛穴・小じわ・肌質改善に主に使われ、痛みが少ないため麻酔クリームだけで可能な場合が多いです。20代前半の予防リフティングや色素沈着の悩みを同時に受ける際に頻繁に選ばれます。
Formaはニードルを使わずに表面にRFを照射する非侵襲方式です。目元・首のように皮膚が薄くニードルの使用が難しい部位に適しており、熱感のみを感じ、ダウンタイムはほとんどありません。単独よりもFX・Formaと併用して表面のハリを補強する役割で多く使われます。
FXはインモードの代表的なハンドピースです。1~4mmの中間真皮をターゲットし、コラーゲン線維の収縮と新生を同時に誘導します。2020年のJournal of Cosmetic Dermatologyの研究では、FX単独3回施術後ハリ改善平均31%、主観的満足度87%を記録しました。
Morpheus8は2~7mmの深い真皮から脂肪の境界まで入ります。24~40ピンのニードルを深く挿入し、脂肪層の上部を加熱することで、頬のたるみ・二重あご・ほうれい線のような「層が厚い」悩みに強力です。ただし、深さが深いため、あざ・腫れがFXより2~3倍長く続き、麻酔クリームよりも睡眠麻酔を推奨するケースも多いです。
TrioFXは4~8mmの脂肪層の奥深くまで入り、熱を伝達します。バルクRF方式でニードルを使わずに広範囲を一度に加熱し、脂肪細胞の大きさを減らし線維化を誘導するのが目標です。ウルセラやシュリンクのように筋膜層(SMAS)には届きませんが、脂肪層自体をターゲットする唯一のハンドピースなので、二重あご・頬のたるみに特化しています。
- Mini: 24ピン、0.5~1mm、毛穴・キメ改善
- Forma: 非侵襲表面RF、目元・首専用
- FX: 1~4mm、コラーゲン収縮+新生、代表ハンドピース
- Morpheus8: 2~7mm、24~40ピン、深いたるみターゲット
- TrioFX: 4~8mm、バルクRF、脂肪層特化
それで、私に合う組み合わせは?

20代前半~半ばであれば、Mini+FXの組み合わせが一般的です。毛穴と浅い小じわをケアしつつ、真皮中間層まで予防管理する構成です。ダウンタイムは3~4日、あざよりも赤みが主に出ます。
30代後半からは、FX+Formaの組み合わせが多くなります。中間真皮のコラーゲン損失とともに脂肪層の境界が緩み始める時期なので、深さを2段階に分けて攻略します。この頃からあざ・腫れが本格的に現れ、回復には5~7日程度かかります。
40代以降で頬のたるみ・二重あごが本格化したらForma+Trioが基本です。深い真皮から脂肪層まで立体的に加熱し、リフティング効果を高める組み合わせです。大韓整形外科学会2022年シンポジウムでは、「Forma+Trio併用時、単独使用に比べてボリューム減少が42%大きかった」と発表しました。
目元・首のようにニードルの使用が難しい部位は、Forma単独またはFXとの併用が安全です。表面のみを加熱するため、あざなく当日のメイク直しも可能ですが、リフティング効果は他の組み合わせよりも弱めです。
ヒント インモードは一度に複数のハンドピースを組み合わせて使うのが一般的です。ただし、組み合わせが多くなるほど施術時間(60~90分)と費用(50万~150万ウォン)が増加するため、優先順位を決めてカウンセリングを受けてください。
高周波の原理:なぜ熱でコラーゲンが増えるのか
インモードが使用するモノポーラRFは、単極高周波で皮膚全体を電場内に置き加熱する方式です。従来のバイポーラRFが2つの電極の間だけを狭く加熱していたのに対し、モノポーラは片方の電極から出たエネルギーが体全体を循環しながらターゲット層を立体的に加熱します。
組織が加熱されると、コラーゲンの三重らせん構造が60~65℃で収縮し、即時のタイトニング効果が現れます。同時に、熱刺激が線維芽細胞(fibroblast)を活性化し、その後4~12週間にわたって新しいコラーゲンがゆっくりと蓄積される「リモデリング」過程が進みます。
2021年のLasers in Surgery and Medicine論文では、インモード施術後真皮内のI型コラーゲン密度が12週目で平均37%増加したと報告しています。特にFormaのように深く入るほど、脂肪細胞膜も同時に加熱され、細胞の大きさが減少し線維化が促進され、ボリューム減少効果が加わるのです。
ただし、熱が過剰になると火傷・瘢痕のリスクがあります。そのため、インモードはニードルの先端温度をリアルタイムで監視するセンサーを備え、施術者がエネルギー(W)・時間(ms)・パス回数を調整しながら安全範囲を守れるように設計されています。
| 段階 | 温度 | 反応 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 即時収縮 | 60~65℃ | コラーゲン三重らせん変性 | 施術直後 |
| 炎症反応 | 40~50℃ | 線維芽細胞活性化 | 1~2週 |
| リモデリング | 正常体温 | 新生コラーゲン合成 | 4~12週 |
| 維持 | - | コラーゲン密度安定化 | 3~6ヶ月 |
個人差により時期や程度は異なります。
これだけ覚えておけばOK

インモードは単一の施術ではなく、5種類のハンドピースを層ごとに組み合わせるプラットフォームです。FX・Formaだけを知っていると、浅い真皮(Mini)と深い脂肪層(Trio)を見逃してしまいます。自分の悩みが毛穴なのかたるみなのかによって組み合わせが全く異なるため、カウンセリングの際に必ずどのハンドピースを使用するか確認してください。
コラーゲンの収縮は施術直後、リモデリングは4~12週かけてゆっくりと現れます。そのため、結果の判断は最低でも3ヶ月後が基準です。焦って1ヶ月目で「効果がない」と判断しないでください。
- カウンセリング時にハンドピースの種類・パス回数・エネルギー設定を具体的に質問する
- 結果判断は3ヶ月目 — リモデリングには時間がかかる
- あざ・腫れはForma・Trioで強く出る — 回復期間に余裕を持つ
- 熱過多を防ぐため、施術中に冷却・痛みのフィードバックを積極的に伝える
ハンドピース別比較
Mini Minifx [浅い真皮]
- 深さ: 0.5~1mm
- ターゲット: 毛穴・キメ・小じわ
- 痛み: 低い(麻酔クリーム)
- ダウンタイム: 3~4日
20代の予防管理、色素沈着との併用可能
FX [中間真皮]
- 深さ: 1~4mm
- ターゲット: コラーゲン収縮+新生
- 痛み: 中程度(麻酔クリーム)
- ダウンタイム: 4~5日
最も汎用的、単独・組み合わせどちらも可能
Forma Morpheus8 [深い真皮~脂肪]
- 深さ: 2~7mm
- ターゲット: 頬のたるみ・二重あご・ほうれい線
- 痛み: 高い(睡眠麻酔推奨)
- ダウンタイム: 7~10日
あざ・腫れが強い、40代以上が中心
自分に合った組み合わせを見つける
20代前半~半ば、毛穴と肌質の悩み
Mini+FXの組み合わせ
浅い~中間真皮のみをターゲットし、ダウンタイムを最小限に抑えつつ予防効果
30代後半、ハリ低下が始まる
FX+Formaの組み合わせ
中間真皮から脂肪の境界まで2段階で攻略し、満足度向上
40代以上、頬のたるみ・二重あごが本格的
Forma+Trioの組み合わせ
深い真皮~脂肪層を立体的に加熱し、ボリューム減少効果を最大化
目元・首のようにニードルが負担になる部位
Forma単独またはFXとの併用
非侵襲表面RFで、あざなくハリを補強、当日のメイクが可能
誤解されがちな常識
誤解 インモードはFX・Formaの2種類だけだ
真実 Mini・Forma・Trioまで、合計5種類のハンドピースがあり、層ごとに組み合わせるプラットフォームです。FX・Formaだけでは、浅い真皮と深い脂肪層を見逃してしまいます。
誤解 一度の施術で効果が全て出る
真実 即時収縮は施術直後、リモデリングは4~12週間かかります。結果の判断は最低でも3ヶ月後が基準です。
インモード施術前に必ず確認すること
- !!ハンドピースの種類・パス回数・エネルギー設定をカウンセリング時に具体的に質問してください!! — 同じ「インモード」でも、組み合わせによって効果・費用に大きな差があります
- Forma・Trioはあざ・腫れが5~10日持続 — 大切な予定の2週間前は避けましょう
- 施術中に過度な熱感・痛みを感じたらすぐに伝えること、火傷を防ぐため
- 妊娠・授乳中、ケロイド体質、金属インプラント部位は施術禁忌
- 施術後2週間はサウナ・高強度運動・飲酒禁止 — 炎症悪化のリスク
よくある質問
インモードは一度に何種類のハンドピースを使いますか?
通常2~3種類を組み合わせます。例えば、30代ならFX+Forma、40代ならForma+Trioのように。部位・悩みによっては1種類単独も可能ですが、層別ターゲットのため組み合わせが一般的です。
FormaとTrio、どちらも深いですが違いは何ですか?
Formaは2~7mmのニードル方式で真皮~脂肪の境界を、Trioは4~8mmのバルクRFで脂肪層自体をターゲットします。Formaがコラーゲン中心であるのに対し、Trioは脂肪減少に特化しています。
MiniとFX、どちらか一つだけ選ぶなら?
毛穴・キメだけが悩みならMini単独でも良いですが、ほとんどの場合FXの汎用性が高いです。1~4mmで真皮中間層までカバーし、ハリ・しわ・毛穴を同時にケアできます。
効果はいつから現れますか?
即時収縮は施術直後に感じられますが、本当のリフティングは4~12週のリモデリング期間にゆっくりと現れます。3ヶ月目を結果判断の基準にしてください。
副作用や合併症はありませんか?
一般的な副作用はあざ・腫れ・紅斑(3~10日)で、まれに火傷・色素沈着・瘢痕が報告されています。エネルギー過多の場合、熱損傷のリスクがあるため、施術中に痛みのフィードバックを積極的に伝え、経験豊富な医療従事者を選ぶ必要があります。
費用はいくらくらいですか?
ハンドピースの組み合わせ・部位によって1回50万~150万ウォン程度です。Mini単独は安価で、Forma+Trioのフルコンビネーションは高価です。病院によって差が大きいので、複数の病院でカウンセリングを比較してください。
本コンテンツは情報提供を目的としており、医療的なアドバイスに代わるものではありません。施術前に必ず専門医にご相談ください。



