糸リフティング・ウルセラ・サーマクール、私のたるみには何が合う?

- 同じ「リフティング」でも、届く層が1.5mmずつ違います
- 超音波・高周波・糸のターゲット深度が効果の持続を左右する
- たるみの位置によって選択基準が全く変わる
2026年8月時点の情報
深さ・ターゲット層・回復期間の違いを比較
- ターゲット層の深さ 1.5mm〜4.5mm
- 持続期間 6〜18ヶ月
- 回復期間 当日〜7日
リフティングはどれも同じ?半分正解です
リフティング施術はすべて同じようにたるみを引き上げると思っていらっしゃるなら、それは半分正解です。アプローチする皮膚層が1.5mm〜4.5mmと異なるからです。
表皮だけを刺激するものと、筋膜層まで入り込むものとでは、全く異なる施術です。
糸リフティングは真皮1.5〜3mmに糸を入れて物理的に引き上げ、ウルトラセルは超音波で4.5mmの筋膜層(SMAS、皮膚下の筋肉を覆う薄い膜)まで熱刺激を与えます。
サーマージは高周波で2〜3mmの真皮層のコラーゲンを収縮させます。ターゲットが異なるため、効果の持続期間も6ヶ月から18ヶ月まで幅があります。
超音波か高周波か、本当の違いは?
ウルトラセルは超音波を一点に集め、65〜70℃の熱を4.5mmの深さに伝達します。目に見えない層までピンポイントで引き締めるのです。
そのため、フェイスライン・首などの深い層のたるみに効果的です。ただし、痛みは3つの施術の中で最も強い方です。
サーマージは高周波が広範囲に広がり、真皮全体を温めます。熱が分散されるため痛みは少ないですが、即時の引き締め効果はウルトラセルより弱いです。
その代わり、3ヶ月かけてコラーゲンが徐々に生成され、ボリューム感が出ます。糸リフティングは熱を使わず糸自体で引き上げるため、回復が最も早く、希望のラインをデザインできます。
OXクイズ
ウルトラセルとサーマージのうち、効果の持続期間がより長いのはサーマージである
答えを確認する
X ウルトラセルの方が12〜18ヶ月と長いです。サーマージは6〜12ヶ月程度です。深くまでアプローチできるほど、コラーゲンの再生持続力も長くなります。
たるみの位置が選択基準を変える
フェイスラインがぼやけて首のしわが深い場合は、ウルトラセルが最優先です。筋膜層まで届かなければ、この深さのたるみは改善されません。
頬骨あたりのたるみ程度であればサーマージでも十分で、痛みの負担も少ないです。
ほうれい線のように、特定のラインだけをピンポイントで引き上げたいなら糸リフティングが答えです。糸を入れる位置や角度でデザインするためです。
ただし、糸は6〜12ヶ月後に溶けて効果が減少します。そのため広告ではあまり言われませんが、持続力だけで見ればウルトラセル(12〜18ヶ月)が最も長いです。
注意 3つの施術すべて、「1回で終わり」ということはありません。コラーゲンは再び減少するため、6ヶ月〜1年ごとのメンテナンス施術が必要です。
回復・費用まで考慮した現実的な選択法
回復が最も早いのは糸リフティングです。内出血がなければ当日のメイクも可能です。
ウルトラセル・サーマージは施術直後に腫れがありますが、通常3〜5日で日常生活に戻れます。ただし、ウルトラセルは1週間ほどピリピリとした感覚が残ることがあります。
費用は部位・ショット数によって異なりますが、糸リフティングは30〜80万円、サーマージは80〜150万円、ウルトラセルは150〜250万円程度です。
1回あたりの費用だけを見ると糸が安いですが、18ヶ月持続するウルトラセルを2年で換算すると、1回あたりの単価は同じくらいになります。
- ウルトラセル 12〜18ヶ月 vs 糸 6〜12ヶ月
- 痛みの順位:ウルトラセル > サーマージ > 糸
たるみの状況別選択ガイド
フェイスラインが崩れ、首のしわが深い場合
ウルトラセル 4.5mm深さ施術
筋膜層まで到達して初めて、この深さのたるみが改善されます
頬骨あたりのたるみ程度で、痛みが心配な場合
サーマージから始める
真皮層へのアプローチで十分であり、痛みの負担が少ないです
誤った常識
誤解 リフティングは一度受ければ数年間持つ
真実 コラーゲンは再び減少します。ウルトラセルでも12〜18ヶ月後にはメンテナンス施術が必要です。永久的な効果を期待されているなら、現実的な見直しが必要です。
施術前に必ずご確認ください
- 妊娠中・授乳中、またはケロイド体質の方は施術不可
- ウルトラセル・サーマージ後1週間はサウナ・高温環境を避ける(炎症を引き起こすため)
- 糸リフティング後2週間は過度な表情・咀嚼動作を控える(糸の位置ずれを防ぐため)
よくある質問
3つの施術の中で、痛みが最も少ないのはどれですか?
糸リフティングです。熱刺激がなく局所麻酔のみで行うため、施術中の痛みはほとんどありません。
ウルトラセルの副作用にはどのようなものがありますか?
一時的な腫れ・ピリピリ感・内出血が一般的で、まれに顔面神経損傷(口角下垂)が報告されています。熟練した医療従事者の選択が重要です。
糸リフティングの効果は6ヶ月しか持たないというのは本当ですか?
糸の種類によって異なります。PDO糸は6ヶ月、PCL糸は12ヶ月まで持続しますが、ウルトラセルよりは短いのが事実です。
ルーミの一言
同じ「リフティング」でも、アプローチする層が違えば全く異なる施術になります。フェイスラインか頬か、痛みか持続力か――ご自身の優先順位をまず決めれば、答えは明確になります。悩ましいですよね?ゆっくり比較してみてください :)
本コンテンツは情報提供を目的としており、医学的なアドバイスに代わるものではありません。施術前に必ず専門医にご相談ください。





